AO 4
脛骨・腓骨
Tibia and Fibula
脛骨は下腿の主要荷重骨であり、腓骨とともに下腿骨格を形成する。脛骨近位部は膝関節の荷重関節面(脛骨高原)を形成し、遠位部は足関節の天蓋部を形成する。前内側面が皮下に位置するため、骨折時の開放化・感染リスクが高い。腓骨は外踝として足関節外側支持に重要な役割を担い、脛骨骨折の固定計画においても考慮される。
イラスト
脛骨・腓骨の解剖図
脛骨高原骨折(41型)はX線だけでは骨折形態の把握が不十分なことが多く、CT(3D再構成)が必須。関節面陥没2mm超・関節不安定性を有する場合は手術適応となる。脛骨骨幹部骨折(42型)は長管骨骨折の中で偽関節(骨癒合不全)が最も多く、感染性偽関節の予防のため創部管理が重要。